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最近はミニ盆栽が若者の間で注目されているという話を聞きますが、盆栽とは奥が深いもの。時間を大切に使い慈しみ育ててこそ、その面白みに気づくといいます。園芸同好会でそんな盆栽を楽しまれている方々にお話をうかがいました。
「盆栽は長い時間をかけて育て上げるところに喜びがあります。毎日、成長具合を見ながら、次にやるべきことを考えるのが楽しくてね。それから枝ぶりを見て、どこを切ればうまくいくかとか、どうしたら実がつくかと考えるんです。切った枝がその後いい具合に伸びたり、実をたくさんつけたりしたらまた、このうえなくうれしく感じますね」 一方「たまたま枝が折れてしまうということがあるのですが、あとで見るとそれが自然な姿となって、きれいな形に見えてきたりするんです」と、偶然が作り出す盆栽の楽しさも教えてくださいました。 また盆栽を育てていると、散歩をするときの視点が変わってくるのだとか。「ただ歩くだけではなくて、道端でいい苔を見つけたり、林や神社などでケヤキの苗を見つけたり、意外なところで植物が育っているのに気づくようになるのです。自然の営みが宝物に感じるときですね」
同好会ではそれぞれが育てたものを持ち寄って、どう育てたらいいかを教え合ったり、また苗やタネを交換したりと、世間話を交えながら和やかに過ごされています。「皆で集まる楽しさは、気軽な話もできるし、参考になる話も聞けるというところにありますね」と、参加されている方が笑顔でおっしゃいました。 これから盆栽を始めてみたいと思われる方には、こんなアドバイスが聞かれました。 「結果を急がないで、楽しみながら育てることが大事だと思います。毎日眺めては大切に育てて、やさしく接していると、植物はそれに応えてくれるんです。可愛いですよ」 一からゆっくりと育てることにこそ喜びがある……長い時間をかけて盆栽を慈しんでおられる姿がひしひしと感じられました。
「庭に転がっている盆栽の鉢が一つや二つはあるでしょう。それをこの同好会なり、ご近所のサークルなりに持っていって育て方を教えてもらうといいですよ。そこからまた友達の輪も広がりますからね」と、最後に仲間づくりのきっかけも教えてくださいました。

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