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● 短い言葉に心を託す。

俳句教室

◆毎月第4水曜日(定例会)
◆会費は1回1,000円
俳句の魅力を一緒に感じています 
 五・七・五からなる俳句。風景も心も感じたままに短い言葉で的確に言い表すのが大きな魅力です。基金会館(下北沢)では、そんな俳句に魅せられ、九十三歳になられる伊藤翠壺先生を囲んで、俳句を学んでいる方々がおられます。
 参加されている皆さんに俳句を始めたきっかけを伺うと、「父が俳句を詠んでいたので」とおっしゃる方や「妻が俳句を先に始めていて、退職を機に夫婦で接点を持つために始めた」とおっしゃる方。「小学校の国語の時間に大変ほめられて・・・」という方も。俳句のキャリアも長い方から短い方までさまざまです。
 俳句を始めてまだ日が浅いという男性は、「三年ほど前に遍路に出かけたのですが、歩きながら何かをやってみようと思いました。そしてこの俳句教室をみつけて通い始めたのです。何も知らなくてもここでは大丈夫。毎回決まったテーマで俳句を詠むのですが、誰が詠んだかわからないようになっていますし、どんな句を詠んでも批判されることはないんですよ」とおっしゃいます。
 いい句であれば皆で賞賛し、そうでなければ自ら努力を重ねる・・・・・・周りが無理強いをするわけではなく、それそれのペースで俳句を楽しめる雰囲気がこの教室にはあります。

                 
心に触れる言葉遊びの楽しさを発見しています
 「俳句はまったく未知の世界で季語も知らないし、厳しい世界に感じたけれど言葉を覚える楽しさを発見しました」という方もおられ、当初は俳句を難しいと感じることもあるそう。でも、「風景を感じ、自然を観察する力、そしてそれを言葉にする方法がわかってくると、俳句の楽しみは倍増する」といいます。
 歳時記を読んだり、四季折々を肌で感じたりと、俳句を始めたことによって日本の自然の繊細さを再認識するようにもなるのだとか。
 「写生という言葉がありますが、そこに心が入るんですね。風景を詠んでいるのだけれど、心情が入る。そんなところに俳句の奥深さを感じます」
 また、伊藤先生いわく、「日本人は野歩き、山歩きが好きだと思う。理屈ではない散歩の楽しみ方を知っていて、それを文学的に育てたのが俳句。楽しい文芸ではないでしょうか。それを皆わかっているのではないかと思うのです」。
 自然を愛する日本人の心を端的な言葉で表す俳句。始めてみると、とても身近に感じられる趣味となるのかもしれません。

                      
 2009.01更新
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TEL 03-3413-0111